
食べるのが大好きな私の愛読書である『居酒屋ぼったくり』
毎回とても美味しそうなお酒を紹介してくれるので、我が家の宅飲みの参考書となっています。
そんな居酒屋ぼったくりにでてくる魅力的なお酒たちを紹介します。
今夜の晩酌は日本酒に決まり!
最新刊はこちら
居酒屋ぼったくりとは
東京下町にある『居酒屋ぼったくり』を舞台に美味しい料理と旨い酒、ちょっとおせっかいな常連たちが登場する小説です。
読んだ後にほっこりし、日本酒が飲みたくなりますよ。
シリーズは11巻で完結しています。
ドラマ化、漫画化されている人気小説です。
最近はコミック化もされているので小説を読むのが苦手な人でもストーリーの世界へ入りやすくなりましたね。
居酒屋ぼったくり1巻に登場するお酒を紹介

居酒屋ぼったくり1巻には7種類のお酒が登場しました。
諏訪泉 特別純米(すわいずみ とくべつじゅんまい)
記念すべき1話でシンゾウさんと美音の利き酒勝負に登場した『諏訪泉 特別純米』
あつあつのおでんとともに味わったシンゾウは
“「コメの香りがちゃんと残ってて、それなのに重さがない」
「終わり際に酸味がきて、でもって、それがすっと消えて後口もさっぱり……」“
と評していました。
お酒のことになるとムキになる美音がお酒の色を「みつだそう」と表現していたのも印象的です。
※小説に登場した『諏訪泉 特別純米』は現在販売を終了しているそうです。
厳選辛口 吉乃川(げんせんからくち よしのがわ)
美音と要の出会いの場面で登場した『厳選辛口 吉乃川』
“数ある吉乃川の中では庶民派代表みたいなお酒ですが、お燗にするならピカイチです。燗で呑むなら、同じ吉乃川の特別純米ですら、これには敵わないと言われるほどです。“
要は、ぼったくりの魅力にとりつかれ常連となるのでした。

その後の展開を知っているファンにとっては思い入れのあるお酒です。
朝日山 百寿盃(あさひやま ひゃくじゅはい)
植木職人マサのお気に入りの『朝日山 百寿盃』
豆腐の揚げっぱなしと共に登場しました。
“全国的には『久保田』のほうが有名かもしれないが、『朝日山』は新潟県で一番親しまれている日本酒だと言われている。中でも手ごろな価格で手に入れやすい『百寿盃』はどんな温度でも美味しく、どんな料理にでも会うオールラウンドプレーヤーだ。“

常備しておきたい日本酒の1つですね。
北の錦 北斗随想(きたのにしき ほくとずいそう)
タバスコとガーリックの効いた手羽先とともに登場した『北の錦 北斗随想』
“きりりと冷えた酒は、どこか北の雪を思わせる冴えた味で、じょうしつの酒の証であるフルーティさが感じられる。今流行の辛さ主体の酒ではないことがかえって新鮮だった。“
特約店限定での販売を行っています。
上善如水(じょうぜんみずのごとし)
ぼったくりに猫がやってきたため急遽、外の呑みとなった日。
養殖天然仕立ての鮎にビールを合わせようとしたリョウはマサとシンゾウ蹴とばされ、日本酒を飲むこととなりました。
日本酒ビギナーのマサに美音は『上善如水』をチョイス。
“癖のない、まさに水のよう、と評されるに相応しい酒で、リョウのような日本酒ビギナーにうってつけだ“

七輪で焼いた鮎×日本酒の組み合わせは最強!
梅錦 風神(うめにしき ふうじん)
ぼったくりに猫がやってきたため急遽、外の呑みとなった日。
シンゾウには『梅錦 風神』をチョイスしました。
“梅錦は愛媛の代表的な酒で、甘口とはいいながら、絶妙な後味で、べたつきなど全く感じさせない味わいを持つ。“
ヒューガルデンホワイト
ぼったくり界隈の家族が夏休みで頭を悩ませている頃。
枝豆と共に要が味わっているのはドイツビールの『ヒューガルデンホワイト』
“分類上は発泡酒であるが、まるでフルーツジュースのような香りとほのかに甘い味わいは日本でも人気が高く、特に女性に好まれている。“

フルーツジュースのような香りのビールなんて飲んでみたい!
まとめ
居酒屋ぼったくり1巻に登場するお酒を紹介しました。
最新刊はこちら